それはまもなく丑三つ時になろうとしていた時―――
ピーンポーン…
ピーンポーン…
と鳴り響く不気味なチャイム。
恐る恐るハリーが出てみるとそこにいたのは…
最近ロスロリアンから引っ越してきたエルフの奥方だった。
「(時間を考えろよ!)」と思いつつ出迎える我がハリー様。
しかし奥方はあのハリー様よりも強かった!
いきなり「からかう」攻撃。
あぁ!ハリー様が!
さらに「からかう」奥方様。
ハリー様も限界です。
「では、遠慮なく」
「ほう、可愛いトカゲだの」
ハリーのペットのイグアナに目を付けました。
奥方が愛でていると―――
お亡くなりになりました。
喪に服す家族。
嵐は去っていきました。