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03.亜久津編 「ツンデレの王子様」

■出会い
個性的なキャラクター達の中で、「問題児」とされ近寄りがたい雰囲気の亜久津先輩。
一体どんなイベントが待っているのか…

■全体的に
こんな感じ??

亜久津先輩の基本的な態度は「うるせぇ」「俺に指図するな!」ですが、
自分の事を心から慕ってくれる壇くんには、テニスの事でアドバイスしたりします。
ヒロインもそんなツンデレ具合を見越し、作業に「来て下さいね」ではなく「待ってますね」と誘います。
そして亜久津先輩は嫌な顔しながらも、ちゃんと来てくれるんですよ…

■亜久津先輩の優しさ 1
荷物運びを手伝って欲しいとお願いするヒロイン。
しかし素直に手伝ってくれる亜久津先輩ではありません。
「あ、重い物を運ぶのは苦手ですか?」
「苦手じゃねぇ」
「私、苦手なんです」
「…チッ、何を運ぶんだ」
優しいー!!てかヒロイン、やるな!

■亜久津先輩の優しさ 2
「買出しの荷物って重いですよね」
「一人で持てば重いだろ」
「そういう時は、誰かに付いて来て欲しいな」
「何で俺を見てんだよ、俺は行かねぇからな」
「行く時には声を掛けますね」
「…ふん」
なるほど、亜久津先輩のセリフはそのまま受け取ってはダメなんですね。

■携帯電話番号事件
キャラクターとある程度仲良くなると、携帯電話の番号を聞かれます。
今までの2人には「急に連絡が必要になる事もあるだろうから…」という流れで聞かれました。

しかし、亜久津先輩は一味違いました。

そんな亜久津先輩が好き。

■髪の毛
「…先輩の髪って、濡れたらどうなるんでしょう?」
「あぁ?」
(今は逆立ってるけど…寝かせて下ろしたらどうなるのかな)
「おい」
(真っ直ぐになったら、どんな感じだろう…見てみたいな)
うん、すごく見てみたい。
「今、頭の中で考えてる事を直ぐにやめろ」

■好きな食べ物
「先輩はケーキとか嫌いですよね、やっぱり」
「分かってんなら聞くな」
ですよねー
「駅の近くにケーキの美味しい喫茶店を見つけたんです」
「一人じゃ入りにくいから、誰かを連れて行こうってか」
「その通りです…そこ、どれも美味しいんですけど、特にモンブランが美味しくて」
「・・・・・・」
「もう一度食べたいんですけど、友達は付き合ってくれないし…」
「おごりなら行ってやる」

え、何?!モンブラン好きなの?!それは可愛すぎるやろー!!

■買出しイベント
「買出しのリストだ。行って来い」
ええぇー;ついてきてくれないんですか…
「あ…でもこれ、結構量がありますよ」
「何だ?一人じゃ持てねぇってのか?」
「はい、厳しいです」
「…で?」
「あの…一緒に行きませんか?」
「フン…仕方がねぇ。ついて行ってやる」
(*´A`*)

「その荷物、貸しな」
「でも…先輩、もうかなり荷物を…」
「ごちゃごちゃ言わずに貸せ。お前に持たせると危なっかしいんだよ」
いかんいかん、油断してて普通にドキッとしてしまった…。
これが亜久津先輩の素の優しさなんですかね。

■下校イベント
この間、近くでひったくりがあったって言ってたな」
「お前…トロそうだから狙われるだろうな」

何故そんなに脅してくるのだ…。
てか、引ったくりは中学生なんか狙わないだろ!
「お、送ってもらえませんか?」
「あぁ…運営委員にケガされたら目覚めが悪いからよ…いいだろう」
それが狙いかー!笑
確かに亜久津先輩がいれば安心です。


帰り道にて…
「お前、名前を呼ばれるのと名字で呼ばれるのと、どっちがいい」
「は?えっと…」
「即答できねぇのかよ。ったく…」
「だって、ビックリして…」
「チッ…じゃあこっちで適当に言うぞ。いいな」
何て呼ばれるんだろう??
「あぁそれと、俺の名前は太一みたいに連呼するな。うっとうしい」
「わかったなら、とっとと帰るぞ。○○」
ぎゃあ!名前で呼ばれた!

■嫉妬?
公園で、亜久津先輩と千石先輩が話しているのを偶然見かけます。
最近よく手伝いに来る亜久津先輩に対し、千石先輩は
「キミが楽しそうな理由は何となく検討がつくけどね〜」と何かをにおわせます。
「勝手にほざいてろ」と亜久津先輩が去った後、ヒロインに気づく千石先輩。


2人でしばらく話していると、亜久津先輩が戻ってきます。
「何を楽しそうにしゃべってやがる」
千石先輩が「誤解するなよ?」と言っても、
「勝手になんでもやってろ!」と行ってしまいました。
そしてなぜか上がる亜久津先輩の好感度。

■その日の夜、電話が…
「明日10時、駅前に来い。逃げんじゃねーぞ。」
こえぇー(゚Д゚;)
ヒロインも「イジメの呼び出し?もしかしてデート?わからない…」と不安です。

■デート
亜久津先輩は、約束の15分前にいました。
なんだよ、楽しみだったのかよ…!!可愛いな。
そのまま喫茶店に連れて行かれ、聞かれたのは
「お前、千石と付き合ってるのか」
なんだよ、気にしてたのかよ…!!
否定すると気がすんだのか、「どこか行きたいところはないか」と尋ねてきました。
それだけ確かめたかったのか!!
動物園に行きたいと言うと、「ガキか!」といいながらも付き合ってくれました。

■次の日の朝、公園にて
「…起きろ。そこはベンチだ。土足で昼寝するんじゃねぇ…」
「…何だテメェ」
どうやらベンチで寝ていた亜久津先輩に、海堂くんが注意している様です。
「ドタマかち割るぞ、テメェ」
「フシュウゥゥ…」
互いの胸倉を掴む二人、なんという強面対決。


「ま、待ってください!」
何とか止めようと間に入るヒロイン。
あろう事か、亜久津先輩に突き飛ばされてしまいました。
「このバカ!急に飛び出してくんじゃねぇ!」
「あ、亜久津先輩…大丈夫ですか?」
「俺の事よりお前は…!」
「…お前、ケガしてるぞ」
海堂くんも心配してくれてます。
「チッ…来い。…おい!このケリはまた今度着けてやる!」
「…フン」
まさか亜久津先輩シナリオで海堂くんに会えるとは思いませんでした。
亜久津先輩に正面から注意できるとはさすがです。


一方医務室では
「ったくバカが…。後先考えずに飛び出してきやがって…」
「お前にケガされたら俺が…」
!!
「な、何でもねぇ!大したケガじゃねーんだ。後は勝手にしろ」
(゚□゚) デレた…

■亜久津先輩のお料理教室
どうやら先輩はお好み焼きを焼くのがうまいらしい…
という事で模擬店で出すために、お手本を見せてもらいました。

「まずは生地をてきとーにかき混ぜる。ただし混ぜすぎるな、生地の中に空気を入れろ。」
「しばらく待って生地に泡が出てきたら…ひっくり返せ!」
「お好み焼きは押さえるな。空気が抜けちまう」

といった感じで、とても丁寧に説明してくれました。
しかも「美味しかった!」と伝えると、2回目のデートはお好み焼きデートでした。

■テニスの話題
「噂で、伴田先生が亜久津先輩にもう一度テニスをさせる策略を巡らせてる、って聞きました」
「…あのジジィ、いい度胸してるな」
「俺はもうテニスはしない。それは決めた事だ」
「楽しくないからですか?」
「そうだ」
「じゃあ楽しそうな事があれば、やるってことですね!」
「お前な…」
「伴田先生も、きっと同じ様に考えてると思いますよ」
「フン…」
是非2人でタッグを組んで、亜久津先輩を復活させてもらいたいものです。

■楽々フォン
「あ、先輩の携帯、新しい機種ですね。色んな機能がついてて便利なんですよ」
「使ってねぇんだ。便利だろうが何だろうが関係ねぇだろ」
「使ってないんですか?もったいないです」
「・・・・・・」
「あ、もしかして使い方…」
「それ以上言ったら殴るぞ」

■デレ
「千石先輩、もんじゃ焼きが好きらしいですね」
「あいつにはよく付き合わされる。一人で行けってんだ」
えぇー!一緒に行ったりしてるんだ!
何だかんだ言って、付き合い良いんですね!
「もんじゃ焼きって大勢で食べる方が美味しいですよ。そうだ、今度私と行きませんか?」
「あぁ?」
「あ、二人が嫌なら千石先輩と壇くんを誘って行きましょう」
「…あの二人はいい。うぜぇからな」
「俺と行きたいなら、他のヤツを誘うな」
うひゃー
次はもんじゃ焼きデートですね!

■呼び止められました
「ちょっと来い」
まるで体育館裏に呼び出されてるような雰囲気です。怖えぇ;
「おびえるな。別に獲って食いやしねぇよ」
「…ですよね。亜久津先輩、見た目よりも優しいし」
「…何ぃ?」
「壇くんも言ってましたけど、私もそう思います」
「先輩、怖い時もあるけどそれほど怖くないかなって」
「…ちっ」
「気づかれにくいけど、優しいところもいっぱいあるなって」
「…その辺にしろ」
「…私、運営委員になって良かったです。ならなかったら、きっと分からなかった」
「やめろと言ったぞ」
「ふふ…はい」
「チッ…嬉しそうにしやがって」
亜久津先輩も嬉しそうで、プレイヤーもニヤニヤがとまりません。

■好みのタイプ
「少なくともお前みたいなガキは好みじゃねぇな」
「真紅のルージュが似合う女」
と言われ、落ち込むヒロイン。(真紅のルージュて…)
すると
「ついでに言うと、人の言う事に振り回される女は嫌いだ」
とフォローしてくれました。

■学園祭当日
無事に迎えた学園祭当日、一緒に他校の模擬店を見て回ります。
立海の甘味処の前に来ると、柳生先輩がいました。
「あぁ、小僧のいる青学に負けたあの立海大か」
早々にケンカを売る亜久津先輩。それに対し紳士と呼ばれる柳生先輩は…
「確かに我が立海は関東大会で青学に破れました」
「しかし私個人はダブルスで負けていません」
意外にも返してきました。まさかの不良VS紳士!
「フン…大将がやられたくせに何言ってやがる」
「…私たち立海は、キミの様に一度負けただけで尻尾を巻いて逃げたりしませんよ」
紳士が意外に挑発的です。てか前回の神尾くんの時といい、立海怖いよ!!


一触即発の雰囲気にヒロインが止めさせようと頑張ります。
「あぁ、これは失礼。いかがですか?お入りになりますか?」
入るわけがありません。
「ケッ、行くぞ」
「あ、はい。すみません、失礼します」
2人の後ろ姿を見送る紳士。
「…ああいうのを、美女と野獣と言うんでしょうね」


今度は青学の喫茶店の前で越前くんに出会う二人。
「入ってく?命の保証はしないけど」という挑発に乗ってしまう亜久津先輩。
心配するヒロインの前でまんまと乾汁を飲まされ、崩れ落ちてしまいました。散々です。

「花畑が見えたぞ…」

■エンディング
「話がある」と公園に呼ばれました。
そして「つきまとわれるのは迷惑だ」と言われてしまいました。


しょんぼり…


「はっきりさせねぇで俺の側にいるのが迷惑だって言ってんだよ」
「お前…俺の女になれ」


うひょー!!

■後日
そこには例のお店で、美味しそうにモンブランを食べる二人の姿が…

「先輩、モンブラン好きですよね」
「…だったら悪いか」
「モンブランと私、どっちが好きですか?」
またそんなベタな質問を…
「モン…」
?!(゚∀゚;)
「チッ…お前だよ、お前」
この投げやり感がまた好きです。

「私の方が…何ですか?」
「…言わなくても分かるだろーが」
「わかりません」
「どうしても言わせてぇらしいな…」
「フン…この俺がそんな事を言うと思ってんのか?お前が好きだなんて…
亜久津ー!!笑

■感想
あまりのツンデレ具合に、こんなに笑わせてくれるとは思っていませんでした。
今度からはその恐い表情や口調にだまされません!!
ひとつ我侭を言わせてもらえれば、モンブランを食べてるスチルが見たかった!!