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05.不二祐太編 「やっぱり兄は強かった」

■出会い
「そろそろ年下いってみようか!」と思い裕太くんを選んだのですが、途中で同い年だと判明。
ごめん、一年生だと思い込んでた…

■公園にて
「不二くん」
「うわ!び、ビックリした…」
「あれ?それって…携帯ゲーム機?」
「これはその…い、息抜きだ、息抜き」
学園祭の準備もまだ始まったばかりですよ!
「息抜きはいいけど…観月先輩が探してたよ」
「ああっ?!しまった…忘れてた…」
「い、今ゲームしてた事は観月さんには内緒な」
「本当にただ忘れてただけで、サボってた訳じゃないんだから…」
ここで2択。『大丈夫、しゃべったりしないから』と『どうしようかな』
いじめたくなる気持ちも分かりますが、最初は優しくいきましょう。
「さ、サンキュ」
ゲームに夢中になってしまうところが等身大の中学生らしくて好感が持てます。

■コンプレックス
再び公園にて、青学の生徒と話している不二くんを発見。
「じゃあなー不二弟!!」と言われて、何やら機嫌が悪そうな様子…
「不二くんってお兄さんがいるの?」とたずねたところ

怒られてしまいました。

その後すぐに、ヒロインはお兄さんがいる事を知らなかった、という事で謝ってくれましたが
いきなりのイベントにハラハラしました。

その後「理由がわからないと、ちゃんと不二くんと話せない」と思ったヒロインは、柳沢先輩を訪ねます。
そして、「青学の天才」と呼ばれるお兄さんがいること、何をやっても「天才の弟」として見られる事にコンプレックスを抱えている事を知ります。

■2回目の遭遇
またも青学の生徒と話している裕太くんを発見。
やっぱり「またなー不二弟!!」と言われ、不機嫌そうです。

そこでヒロインは、「あまり気にしない方がいいよ」
「私が知っている不二くんは、不二くんだけで、不二弟くんじゃないから…」
「テニス部の人達も、弟としてじゃなく不二くんとして見てると思う」
と伝えるものの、段々恥ずかしくなって「それだけ言いたかったの!」と残して走り去ります。

ヒロインいい子だー!!
裕太君の好感度も上がります。

■アトラクション
裕太くんが参加するアトラクションは、跡部様提案の「ハムレット」。
そんな優雅な劇に参加するとはちょっと意外です。
「おや、裕太くん。ボクの演劇ではなく跡部くんのハムレットに参加するんですか?」
「え、えぇ…ハムレットに興味がありますから」
ホントか?!


その後、二人きりのときに聞いてみました。
「どうしてハムレットに参加したの?」
「あー…いつも観月さんの指示に従ってばかりだからな。たまには…って思って」
「あ、言っとくが観月さんの指示が嫌いだって言ってるんじゃないぞ」
「ただ、いつもだと流石に息苦しいっていうか…」
なるほど。
「でも見たところ、あっちのメンバーもすごく重厚感がない?」
跡部様、手塚先輩の2トップに、柳生先輩、乾先輩、大石先輩ですからね…大人組です。
「…実は少しだけ後悔してるんだ。どっちにしろすごいプレッシャーだから」
「でもまぁ、やると決めたんだからちゃんと最後までやるけどな」
偉いぞ裕太!

■その後、ハムレットの練習風景にて
「レイアティーズは分かりやすい役ですね」
「甘くみるな、レイアティーズの葛藤をきちんと理解してから言え」
「う…」
跡部様に怒られてました。先は長そうです。

■甘いもの好き?
「さっき委員会室に行ったら、シュークリームいっぱい貰っちゃった」
「へ、へぇ〜」
どうした裕太。
「これだけ多いと一人で食べきれないし、ちょっと困ってるんだ」
「そうか…よ、良かったら食べてやるけど」
「そう?じゃあ一つお願い」
「一つかよ…」
不満かよ!笑
「え?じゃあ、二つ」
「ああ〜!食えるだけ食ってやるから」
「不二くん、食べたかったのね」
「なんか悪いかよ」
「ううん、そんな事ないよ。私は一つでいいから、あとは全部不二くんにあげるね」
ええぇー他のメンバーにも差し入れしようよ!笑

■年上のお姉さんは…
「委員会の3年生の人たちが、不二くんが可愛いって言ってたよ」
「俺が可愛い?!どうかしてんじゃないか?!」
いやいや。可愛いっスよ。
「それで…3年生のお姉さんはどう?恋愛対象になるの?」
「ど、どうでもいいだろ」
「ふ〜ん、あまり興味ないのね」
「お、お前はどうなんだよ」
「・・・・・・それじゃ、またね」
「あ!逃げやがった!」
今回のヒロインは割りと自由奔放で楽しそうです。

■甘党
紅茶の淹れ方を練習している裕太くん。味見のお手伝いをします。
「あ、あまーいっ!何でこんなに甘いの?!」
「え?砂糖入れちゃまずいのか?」
「紅茶の味見は、ストレートでやらないと分からないよ」
「けど俺、砂糖の入ってない紅茶なんて飲めねぇぞ」
やっぱり可愛いやないか!
「ダメだよ、ちゃんと味見しなきゃ」
「け、けど…砂糖が入ってないと渋いし苦いし…」
くそぅ…甘やかしたくなるぜ!
(砂糖の2杯や3杯であそこまで甘くならないよね…一体どれだけ入れたんだろう)

■学園祭の話題
荷物運びを手伝って欲しいとお願いするヒロイン。
「あぁ、あのダンボールか。後で俺が取りに行ってやるよ」
「え?私も一緒に行くよ?」
「あー、いい。それなりに重いだろうし、ケガでもしたら大変だろ?」
優しいな!でもケガしたら大変なのはお互い様ですよ!
「他にも力仕事とかあったら言えよな」
頼りになる裕太くんでした。

■クッキーを作ろう
今日はメンバー全員で、喫茶店に出すクッキーの作り方を練習します。
「しつもーん!」
はい裕太くん何でしょう?言い方がとても可愛いですよ
「砂糖を多くしたいんだけどダメか?」
ダメです。
そんなこんなでどうにか焼きあがったので試食します。
「クッキーなんて作った事ないのに…店で売ってるクッキーみたいだ」
どうやら大成功だったようです。良かった良かった。


そんな中、妙な効果音と背景を背負ってだーねが登場。
「うっ…俺のは失敗だーね」
「これ…砂糖と塩を間違えてます」
なんというドジっ子だーね。

■テニスの話題
「不二くんがテニスで勝ちたい人って誰?」
やっぱりお兄さん?
「いっぱいいるぞ。一度負けた相手には絶対勝ちたいと思うしな」
「勝った相手にだって、もう一度勝ちたいと思う」
「勝った相手にも?」
「あぁ、一度勝ったからって次勝てるとは限らないからな」
「俺だって沢山練習してるけど、それは向こうも同じだし」
「一度勝ったからって安心なんて出来ないんだよ」
努力家なんですねーすごいな。

■封印されし記憶?
「前から気になってたんだけど、不二くんのおでこの傷、いつ怪我したの?」
「これか?物心ついた時からあるからなぁ」
そうなんだ!テニスの特訓でついたものかと思ってました。
「小さい頃も兄貴と取っ組み合いの喧嘩なんかした事ないしなぁ」
「まぁ、俺が覚えてる範囲でだけど…」
「覚えてる範囲?」
「なんか記憶があやふやで思い出せそうな気がするんだけど、ぼやけるって言うか…」
「すごく怖い目にあったりすると、自分で記憶を封じちゃうってあるけど…」
「「まさか…」」
…(゚Д゚;)

■名前呼び未遂
仲良くなって一緒に帰っていると、名字→名前呼びに変わるイベントがあります。
変わるのはお互いだったり、どっちかだったり、キャラによって違います。
裕太くんは同じ年だから、きっとお互いに変わるだろうと思っていたら…
「なんだ…その…」とモジモジして、「なんでもないっ!!」と逃げていきました。笑
変わらない事もあるのかーとちょっと残念でしたが、可愛かったので許します。

■デート
初デートは映画。前回の柳生先輩とはミステリーでしたが、今回はアメコミが原作のアクション物だそうです。 二人曰く、「ストーリーは一本道でわかりやすかったけど、SFXがしょぼくて宇宙船がハリボテみたいだった」らしいです。 どんな映画やねん。

そのあとお昼にカボチャ入りカレーを食べました。
裕太くんの「すみませーん」とか「いただきまーす」の言い方が可愛い!!
しかもどうやら裕太くんは辛いものが苦手の様子…
確かお兄さんは、すごい辛いもの好きなんですよね??何か関係があるんだろうか…
その後はゲームセンターでシューティングゲーム好きが判明。
うーん、何だか中学生らしくていいな!!
逆に、今まで彼らが中学生だって事を忘れかけていました。

■出た!!
次の日、会場の通路で人にぶつかってしまったヒロイン。
「すみません!」と顔を上げると、そこにいたのは…

不二周助!!
裕太くんのお兄さんです。
とは言ってもヒロインは知らないので、普通に落ちてしまったプリントを拾うお手伝いをします。
でも「何だか似てる気がする…」と気になっていると、裕太くんが走りながら登場。


「兄貴!何やってんだよ!」
「何って、彼女にぶつかちゃってね。落ちたプリントを拾うのを手伝ってもらってたんだよ…」
「慌てなくても大丈夫だよ、裕太。」


?!


目の前の人が裕太くんのお兄さんと判明して、改めて挨拶するヒロイン。
するとお兄さんは…
「青学三年の不二周助って言うんだ。キミは祐太のガールフレンド?」


?!


さらに弟の働きぶりを聞いたお兄さんは…
「へぇ、珍しいね。クス、相手がキミだからじゃないかな?」
さすがに裕太くんが慌てて止めようとすると
「祐太、はっきりしないと横から取られちゃうよ?」


?!


「邪魔者は退散するよ。これからも可愛い弟の事、よろしくね。」
言いたい放題言って、お兄さんは去っていきました。
前に「お兄さんに対してコンプレックスがある」という話がありましたが、
「不二弟」と呼ばれて比べられる事が嫌であって、兄弟仲は悪くないみたいですね。

■餌付け
「紅茶と一緒に出すクッキー作ってきたの。試食してくれる?」
「塩と砂糖、間違えてないか?」
そんなお約束な…って、先日だーねが間違えてたんでしたっけ。笑
「…そういう意地悪なこと言う人にはあげません」
「はは、冗談だって」

「お前、ホントにこういうの作るのが上手いな」
「ふふ、ありがとう。不二くんが美味しいって食べてくれるから作り甲斐があるよ」
「そ、そうか。お、俺でよければいつでも食べるからさ」
「じゃあ今度は辛いクッキーにしてみようかな」
「そ、それは勘弁してくれ…」
仕返しヒロインでした。

■ケーキを作ろう
前回のクッキーに引き続き、今回はケーキの作り方を練習をします。
手間隙かかる作業や、意外と力がいる作業に男性陣(観月先輩を除く)が戸惑いながらも、
どうにかスポンジが出来ました。
「すげー…ふっくらしてて、このままでも美味そうだ」
まだ食べないでくださいね、裕太くん。
次は生クリームと飾りつけです。
「イチゴはいっぱい入れていいんだよな?」
どうぞどうぞ、ゴージャスに飾り付けてください。
「よーし、入れてやる!」
張り切り裕太。


そしておなじみ試食タイムです。
「美味い!こいつは最高だぜ」
「裕太は一人でパクパク食ってるだーね。よく胃がもたれないだーね」
どうやら今回も上手く出来上がったようでひと安心。
「残ったケーキをどうするか…と思ってたんだが、どうやら裕太が片付けてしまいそうだな」
幸せそうにケーキを食べる姿は、可愛いとしか言い様がありません。

■テニスの話題
来年度のテニス部について話していたときの事。
「そういやマネージャーも探さなくちゃな…」
「そうなの?なりたい人は多そうだけど」
「しっかり働いてくれるヤツじゃないとダメなんだ。今まで何人かいたけど全滅だった」
へぇーそうだったんですね。観月さんも卒業しちゃうし、探さないとですね。
「…お前さ、帰宅部か?」
「私?うん、そうよ」
「部活できない事情があるとか?」
「ううん、入るタイミングを逃しちゃっただけ」
「そ、そうか…」
これは勧誘フラグ…?!

■食べ物の話題
「不二くん、甘いもの好きだったよね」
「嫌いじゃないぞ」
好きなくせにー
「やった!駅前にね、可愛い喫茶店があるの。ケーキも美味しいんだって」
「へぇ」
「ね、今度一緒に行こ?」
ヒロインからのお誘いです。
「な…い、一緒に?!」
「だって喫茶店って一人じゃ入りにくいし、不二くんなら一緒にケーキ食べてくれるし」
「入りにくいから、か…」
がっかり裕太。笑

■好みのタイプ
「不二くんのお姉さんって、すごい美人なんだってね」
「姉貴?普通じゃねぇの?ってか何で姉貴のこと知ってるんだ?」
「柳沢先輩に聞いたの。寮で見たって。赤いルージュの似合う美人だったって」
ちょ…それ亜久津先輩の好みのタイプど真ん中やないかー!!
「不二くんの好みのタイプって、お姉さんみたいな大人の女性?」
「いや、全然違う」
「じゃあ、どういう子がタイプ?」
「どういうって、そりゃ…」

「優しくて、普段も可愛いけど笑うともっと可愛くて、よく気がついて…」
まるで誰かを思い描いて言ってる様ですね。笑
「それから…って、な、何で言わなきゃならないんだよ!」
「えー、もうちょっと聞きたいのに…でも何だか具体的だね。どうして?」
「ど、どうしてって…」
「うん、どうして?」
鬼畜ヒロイン。
「俺は好きになった子がタイプで、そいつの事を言ってたから!それだけだよっ!」
言い残して裕太くんは走り去って行きました。
なんだこの青春ラブストーリー!

■スコーンを作ろう
今日は観月さんの指導のもと、紅茶に合うスコーンを作ります。
仲良く作業をするルドルフは見ていて微笑ましいです。
そしておなじみの試食タイム。
「あ、美味いな……もう少し甘ければいう事ないんだけど」
お前は甘ければいいのか!笑
「…裕太くんの好みは偏り過ぎです」
観月さんも呆れ気味です。
順調に進む喫茶店作り、本番が楽しみです!

■また出た!!
疲れて公園で休んでいるとお兄さん再登場!!
顔色が悪いヒロインを心配して、しばらく一緒に話をする事に。
「不二くんは笑うと可愛い」という話で二人盛り上がります。笑
そうこうしてると、今度は菊丸先輩が登場。「不二がナンパしてる!!」と思ったそうです。

体調もだいぶ良くなったので作業に戻ろうとすると、またも遠くから駆けてくる裕太くん。
裕太くんを「不二くん」、お兄さんを「不二さん」と呼ぶヒロインに菊丸先輩が一言。

「なんだか不二不二紛らわしいにゃ…」

続いてお兄さんが
「裕太が名前で呼んでもらえば、区別がつきやすいな」

うおぉ…ここに来て名前イベント再び!!

お兄さん達がいい仕事してます。

■呼び止められました
「お前さ、俺のテニスの試合、観に来たことあるか?」
「うん、一度だけ。氷帝との対戦だったかな」
「よりにもよって負け試合かよ…」
「確かに負けちゃったけど、すごいなって思ったよ」
「そうかぁ?カッコ悪いじゃん…」
「そんなことない。カッコ良かったよ…また観に行けたらいいなって思うし」
「! また観に来てくれるか?試合とか決まったら絶対に教えるから、俺!」
「うん。もちろん」
私も次元の壁を越えて見てみたいものです。

「じゃあ学園祭が終わっても、その…」
「あー、その…何でもないっ」
いつもあと一歩が踏み出せない裕太。笑

■イチゴ好き
それは、図書館デートで裕太くんの自由研究の手伝いをしていた時のこと…
ヒロインの作ったお弁当を一緒に食べる二人。
デザートとして持ってきたイチゴを見た途端、裕太くんが食いついてきました。

「そのイチゴ…もしかしてアカネイチゴか?」

…アカネイチゴ??
イチゴに詳しくないプレイヤーを置いて、二人のイチゴ談義は進みます。

「この時期にアカネイチゴとは…ハウス栽培か?」
「本場のに比べるとさすがにちょっと落ちるけど、ハウス栽培できちんと作ってる農園があるんだよ」
「へぇ…んんっ!美味い!!本場物と変わらねぇ!!」
「この夏の盛りにアカネイチゴが食えるとは思わなかったぜ!」

自由研究のテーマ、「アカネイチゴについて」にしたらいいと思うよ。

「イチゴ好きなんだ??」とのヒロインの問いに
「あぁ、大好きだぜ!」
…可愛えぇー

■慰労会にて
喫茶店で出すクッキーをつまみ食いしてる裕太を目撃。
「だってよ、今回店で出す菓子、どれもけっこう美味いから…」
「もう…でも、みんな腕上がったもんね」
「その中でも特にこのクッキーが美味いんだよな。お前が焼いた…」
この天然甘え上手が!!ヽ(`Д´)ノ

■学園祭当日
青学の喫茶店の前に来た二人。ここはまさか…
「やぁ、よく来たね」
お兄さんがいました。で、出たー!!
あれよあれよという間に中に入らされ…
お兄さんが勧める激辛メニューは何とか回避し、紅茶を頂くことに。

「裕太くんのお兄さん…相変わらずだね」と言うと、少しビックリした顔の裕太くん。
どうやら、いつもは「不二の弟」と呼ばれるけど、逆だったから少し嬉しかったみたいです。
いいなぁ、この二人。
そこに紅茶を手に戻ってきたお兄さん。
「裕太、砂糖入れてあげようか?…五つでいいよね
多っ!!
「覚えておいてね、裕太は紅茶に砂糖五杯いれるから」
「ショートケーキのイチゴを最初に食べるクセもあるよね」
次々にプライベートが暴露されていきます。笑
「彼女には裕太の事をもっと知って欲しくてね」
「余計なお世話だって!そういうのはこれから、少しずつ知っていってもらえば…」

「…あ」

どうしよう、可愛すぎる。

■さよなら菊丸先輩
学園祭も終わり、恒例のキャンプファイアー&ダンスタイム
ヒロインの前に現れたのは…まさかの菊丸先輩

「あれ?弟君と一緒じゃないの??」
「そういえば…どこにいったんだろう??」
「ねぇねぇ、弟くんが見つかるまで、俺と…」
「ちょっとすみません、菊丸さん」
裕太くん登場!よかった!
「こいつ、俺と約束があるんで…失礼します」
と、連れて行かれました。


一方、残された菊丸先輩の後ろから現れたのは…
「あ、不二!さっき弟くんがいたよー」
「知ってるよ、見てたからね。それよりも…あの子と裕太のこと、ボク説明したよね?」

その菊丸、消えるよ?

■エンディング
裕太くんに手を引かれて公園まで来た二人
さっきは「約束」なんて言ったけどそんなのは無かったので、ヒロインは菊丸先輩が「弟くん」と言ってたのを気にしてるのかな?と思います。

すると裕太くんは
「あー、別にいいんだ。俺が兄貴の弟なのは事実なんだから。」
「確かに俺にとって兄貴は、勝てない相手で、コンプレックスの対象で…」
「でも、同時に一番身近にいる、尊敬できる人間でもあるんだ。」
「それに部活の先輩とか、お前とか、俺の事ちゃんと見てくれる人もいるだろ?」
「今の俺にとっての兄貴は『目標』だ。いつか勝ちたいと思う…先は長そうだけどな。」

「私一人っ子だから、なんだか羨ましいな」
「…そっか。ま、俺の自慢の兄貴だからな。存分に羨ましがってくれ!」

お兄さんが聞いたら号泣もの…てか、物陰から聞いてそうだなぁ…
お兄さんを憎むわけでもなく、屈折したりもせず、裕太くんいいなぁ。

「あーっと、本題を忘れそうになってた…」
「お前をここまで連れてきた理由、聞いてくれるか??」

あ、そっか、私も忘れてた。
という事で無事に告白してもらえました。

■後日
季節はバレンタインデー。
どうやら裕太くんはザッハトルテをリクエストしていたらしく、嬉しそうに受け取っていました。
さすが甘党。
そして観月先輩たちに用意した義理チョコに軽く嫉妬するのが可愛い。

「…まさか兄貴にも用意してあるんじゃ…??」
「もちろん!はいこれ、今日は家に帰るんでしょ?ちゃんと渡してね」
「わかった…って何で知ってるんだ?!」
「不二さんからメールが来たの。『ボクの分は裕太に渡しておいてね』って」

やはり兄は強かった。

■感想
ラブイベントだけじゃなくて、裕太くん自身の成長の過程が見られて良かったですねー。
恋やお兄さんの事で悩む姿とか、デートの内容も親近感が沸く感じで、見てて微笑ましかったです。 今後もお兄さんにいじられながら、3人で仲良く過ごしてほしいものですね。