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12.丸井編 「ヒロインに学ぶ餌付けテクニック」

■出会い
詳しくは本編を見てもらえば分かると思いますが…
とにかく最初の印象があまりにも冷たかったので、その後も敬遠していた丸井先輩。
今回はそのイメージを払拭する為、頑張ります!!

■ファーストコンタクト
「丸井先輩」
「んぁ?アンタ誰だっけ」
さっき自己紹介しましたやん!!切原くんと同じパターンです…
「運営委員の○○です」
「あーそういや居たな」
ひ、ひどい…
「あの…」
「あー腹減った〜」
全く相手にされないまま、どこかへ行ってしまいました。
ひどすぎる…

■公園にて
「丸井先輩」
「ん?あぁ、運営委員か」
とりあえず「運営委員」としては覚えてもらえた様です。
そこで、丸井先輩がいつも噛んでいるガムの話に。
ガムを噛むと、リラックス効果と、力が入りやすくなる効果があるんだそうです。
ただ好きで噛んでいるだけじゃないんですねー
「ま、全部柳の受け売りだけどな」
「人に教えてもらった事でも、それをちゃんと覚えているんですから凄いですよ」
「そ、そうか?サンキュ」
よし、なんとか好感度UP!

■意外な共通点
「よぉ〜青学の曲者〜」
「なんスか、立海の凡人さん」
なにやら丸井先輩と桃ちゃんが話しています。
最初はこんな不穏な空気だったんですが…

「あー…ケーキ1ホール丸ごと食いてぇな〜」
「今の季節だったらババロアとかゼリーでもいいっスね」
なんか甘いものの話で意気投合しとる!!
「この前行ったホテルのケーキバイキング、色んな種類があって美味しかったな〜」
「なぁ,、お前、最高何個位食った事ある?」
「んー48個くらいっスかね」
「俺は50個だな」
「もっといけたかもしんねーけど、ケーキ自体無くなってよ〜」
(´Д`|||)うっ…

■甘味処について
「先輩が甘味処を提案したのは、どうしてですか?」
「俺が食いたいから、それだけ」
ですよねー

■餌付け開始
「先輩いつもガム噛んでますけど、どんな味が好きなんですか?」
「今噛んでるのはグリーンアップル味」
「他にグレープ味、ストロベリー味、ブルーベリー味に、クランベリー味…何でも好きだぜ」
「で、んな事聞いてどうすんだ?」
ここで『あ、いえ、参考までに』と『差し入れしようかなって思いまして』の2択が。
もちろん『差し入れ』を選びます。
「ガムくれんの?だったら、メーカーはここのな」
ガムのメーカーにこだわりのある男、丸井ブン太。

■天才的妙技
テニス部の試合を観た事が無いというヒロイン。
「それ、かなり珍しいんじゃね?俺の天才的妙技も見た事ねぇなんて」
「なかなか機会が無くて…。でも今度観に行きますね!」
「あぁ、驚かせてやるぜぃ」

■餌付けテクニックvol.1 ―食堂にて―
何だか元気が無い丸井先輩。どうしたんですか?
「お前か…ガムがな、売り切れてて」
「今日に限って予備もねーし。どーすっかな…サボっちまうか…」
ガムが無いと力が出ない。
「先輩、どうぞ。このメーカーのガムがご指名でしたよね」
ナイスヒロイン!!
「くれんのか?!サンキュ、助かったぜ!!しかしよく持って…あっ!」
「もしかして売店のガムを買い占めたの、お前か?」
なにぃ?!恩を仇で返すおつもりか!
「違いますよ。そのガムは、家の近くで買ったものです」
「そ、そうか…疑って悪い」
(ふぅん…あいつ、色々を気を回してくれてんだな)

■いじられ真田
スマッシュDEビンゴの話をしている時…
「おぉ、聞いた聞いた。ま、仁王や赤也やジャッカルがいるから大丈夫だろ」
あれ…真田先輩は?
「だってよー真田とゲームって全然合わねーじゃん」
「あいつも、もうちょっと柔軟になればいいのにな」
「だからあんなに老け込むんだって」
「あ、あの…あそこに真田先輩が眉間に皺をよせて立っているんですが…」
逃げろ!!

■餌付けテクニックvol.2 ―買出しイベントにて―
甘味処の研究のため、実地調査に赴く事に。
黒糖を扱っているお店にて試食をさせてもらい、
丸井先輩もご満悦の『最高の黒糖』を手に入れました!!

■いいお兄さん
なにやらお菓子の本を読んでいる丸井先輩。
「先輩、お菓子作りするんですか?」
「簡単なのならな。俺、弟が二人いるからさ、飯つくってやったりするんだ」
「おやつでホットケーキとかも昔は作ったな」
いいお兄さんやー!!
「まぁ、今は自分が食いたくて作ってるのが多いな」
「あーぁ、甘味処ってのは失敗だったかなー何か空しくなってきちまう…」
「自分で食べられないし?」
「それそれ、やってられねーって感じだ」
いやいや、結構試作品の味見とかしてましたやん!

■ガムぽい捨て事件
会議室で一緒に話していると、跡部様がやってきました。
どうやら最近、会場内でガムのぽい捨てが多発していて、その犯人を捜しているとの事。
そして普段からガムを噛んでいる丸井先輩が容疑者の一人に…
「俺じゃない」と言っても、「言葉だけで信用するほど甘くねぇ」と連行されそうになります。
そこでヒロイン、「現場に落ちていたガムって、どんなガムですか?」
「この包み紙、先輩がいつも噛んでいる種類のガムじゃないです」と証言。
跡部様も「疑いが完全に晴れた訳じゃねぇが、今は勘弁してやる」と、ひとまず納得してくれました。

「助かったぜ、ありがとな」
ふたりの仲の良さを見せ付けてやりましたね!
「しかし誰だよ…ガムのぽい捨てなんてやってる奴は」
見つけたら血祭りだ!

■餌付けテクニックvol.3 ―下校イベントにて―
お腹が空いたという丸井先輩に、クッキーをあげるヒロイン。
「美味い美味い」と言って食べる先輩を見て一言。
「…丸井先輩ってなんだか可愛いですね」
「うちで飼ってるハムスターみたい。可愛いんですよ、一生懸命食べてる姿なんてもう…」
「・・・・・・」
丸井先輩、むっつりしてしまいました。
「あ…すみません!先輩がハムスターだなんて!!」
「謝るところがずれてる…」
そうか?
「はぁ…もういい。それよかこのクッキー、○○(ヒロイン)の手作りか?」
「これ、もっと食いたい」
可愛えぇー(*´A`*) いくらでも作ってきます。
「あぁ、それと、俺の事は下の名前で呼んでいいぞ」
やったー
「食い物くれるやつには許可してんだから。俺も名前で呼んだだろ?」
ええぇーなんだそりゃ。素直に喜べねぇー

■デート
その日の夜、一本の電話が…
「俺だ、わかる?」
オレオレ詐欺ですね、すぐ切りましょう。

という事で、ブン太先輩と映画を観に行く事に。内容はラブロマンスもの!!
意外だなーと思っていたら…
「懸賞に応募したら当たってよ」
「さすがにジャッカルと観に行く訳にもいかねぇから、お前を誘った」との事。
何か…薄々感じてはいましたが、いまいち恋愛対象として意識されてない?
「最後の最後に、恋人から指輪を受け取るシーン…じーんときました」
「おぉ、あれな。俺も危うく涙が出そうになっちまったぜ」
「あの指輪…すごく綺麗でした」
「あのシルバーリングな。小道具まで凝ってたよな」

その後、街をブラブラしてアクセサリーショップに入る二人。
ヒロインが先ほどの映画に出てきた物とよく似た指輪を見つけます。
「シルバーリングか…そういや、何か言い伝えとか無かったか?」
「ありますよ、19歳の誕生日にシルバーリングを貰うと幸せになれるって話」
そうなんですか?
「19歳なんて、まだまだ先ですけど…そういう話っていいなって思います」
ははは…私はもう手遅れだ(;▽;)

■犯人逮捕
どうやらこの前のガムぽい捨ての犯人が捕まったそうです。
「学園祭の準備を見に来ていた他校の生徒でした」
「他校のやつ?学園祭の準備なんか見ても面白くねーだろぃ」
「女子が目当てだったそうです」
「おいおい、危ねー奴だな…お前、変な奴に声掛けられたりしてねぇよな?」
大丈夫ですよー
「何かあったら、すぐ俺に言えよ!いつでもすっとんで行くからよ」
うひゃ!

■餌付けテクニックvol.4 ―ケーキバイキング―
「ブン太先輩、ケーキバイキング好きですよね?」
「…もう一回言ってみろぃ」
えっ?!なに?!
「え?その…ケーキバイキング…」
「よし、一緒に行ってやる」
「割引券を貰ったのでよかったら…って、いいんですか?!」
「よかった。後は誰を誘います?チケット4枚あるんですよ」
「…他のやつなんか、いらねーだろうが」
これは…ヤキモチって事でいいんですよね?

■好みのタイプは
「物くれる人
それはどうなの…
「…それ、小さい頃から変わってないんですか?」
「あぁ」
(先輩のご両親、きっと大変だっただろうな…食べ物を貰ったら付いて行きそうだし…)
「おい」
(先輩きっと可愛かっただろうから、いつも目を離さなかったんだろうな…)
「おーい!何か失礼なこと考えてねぇか?!」
「あ、いえ、全然!」
「ったく…好みのタイプな。.最近は料理の上手いやつもタイプだ」
「それはそうと、お前料理上手なほうだよな?」
「私ですか?普通だと思いますよ。上手い人はもっと手際いいし…」
「…あぁ、そーかい」

■ガムのリラックス効果について
「あ、でも…リラックスする必要があるという事は…」
「もしかして先輩、試合では結構緊張してるんですか?」
「…お前、結構鋭いのな」
そうやったん?!
「俺ってよ、自分を追い詰めて自己暗示かけてんだよ。天才的だってな」
「…なんてな、ホントのとこはよく分かんねぇ。単純にガム好きだってのもあるしよ」
「でも…先輩はやっぱり天才的ですよ。そうやって自分を冷静に見つめる事ができるんですから」
「…お前も大したもんだぜ」
「さっきみたいな話、ジャッカルともした事がねぇ。何かお前相手だとポロッと出ちまった」
ちょっといい雰囲気ですね!

■2回目のデート
また電話がかかってきました。
「あぁ、俺。丸井」
あ、オレオレじゃなくなってる!

今回はなんと初のボーリングです。
「わ!またストライク!ターキーですよ!先輩、ボウリングも上手なんですね」
「おぅ!天才的だろぃ♪」
さらに、わざとスプリットを作った後にスペアを取る、という天才的妙技まで見せてくれました。
お昼はブン太先輩に連れられてケーキ屋さんに。
なにやらケーキ占いというものがあるのでやってみると…
ブン太先輩の桃のタルトは「外向的で自信家。気になる相手の前では見栄っ張りな一面も」
ヒロインのチーズケーキは「純白のウェディングドレスの様な人」、
「好きな人の好みに合わせて自分を変えてしまう器用さを持っています」 との事でした。
ブン太先輩の好み=食に合わせて、お菓子を作ったり、ケーキバイキングに付き合ったり…
って事でしょうか?

■餌付けテクニックvol.5 ―常にお菓子を携帯すべし―
「あ、ブン太先輩!お腹空いたんですか?」
しょうがないですねー
「あ、あのなぁ…」
「違うんですか?作業以外でブン太先輩から声をかけられるって、それ位かなって…」
それはそれで寂しい…
「俺だって、普通に話したいとか思うんだぞ」
ほっ(´▽`)

でも結局、食べ物をねだる先輩。お菓子は必需品です。
「もうすぐこんな風に食べてもらう事も無くなるんですね」
「なんでさ、お前、俺に食わせるのが面倒になったわけ?」
何そのペットの世話が嫌になったみたいな…笑
「学園祭が終わったら、学年も違うし、こんな風に話す機会も無くなると思ったんです」
「ふーん」
「あ、部活の時とか、時々差し入れ持って行ってもいいですか?」
「…条件つきで、差し入れOK」
条件?!
「そ、割と簡単…いや、簡単って思ってもらわないと困る。絶対困る」
「どんな条件ですか?」
「ど、どんなって…くそっ、あれは苦手なんだよな…」
あれ?!
「あーなんでもねぇ。えっとな、条件はそのうち教える。だから安心しろ」
(苦手なんだが…苦手なんて言ってられねぇよな)

■ジャッカル…
それは慰労会のプールでの出来事。
ブン太先輩が参加しているのは水球です。
「ブン太せんぱーい!!頑張ってくださーい!!」
「おおっと、ここで立海の丸井さんに心強い応援だ!!」(実況の葵くん)
「あぁっ!!丸井さんのシュートが、味方の桑原さんに当たった!!」
えぇっ?!何やってるの!!

「あ、いや…ボールはそのままゴールへ!!」
「天才的妙技…です」(解説の樺地さん)
そんな妙技いややぁ('A`)

■学園祭当日
青学の金魚すくい屋にやってきました。
「…いらっしゃい」
「お前…青学のスネイク小僧」
スネイク小僧って。笑
対する海堂くんは…
「立海の凡人か」
薫ちゃん!それ、桃ちゃんと同じ!
「俺の天才的妙技、たっぷり見せてやるよ!見てな」

あっという間に3匹を捕獲!
「言っとくが、持ち帰りは5匹までだからな」
「何?!それを早く言えっての。だったら大物を狙わねぇとな」
「フッ…そいつはこれまで何度となく挑戦者を退けてきたポイクラッシャーだ…」
「アンタにそいつがすくえるか?」
海堂くんこんなキャラやったっけ…?!
「あぁ…破れちゃった…」
「何のこれから!!そりゃ!!」

「名づけて、妙技『火の輪くぐり』…俺って天才的だろぃ」
新たな妙技が誕生!!
「先輩、すごかったですね」
「…実は半分、まぐれだったんだけどな」
「あー…その金魚だけどな」
「左手じゃなくて、右手に持たねぇ?」
「そしたら、左手が空くよな」
うん?!どこかで聞いた事があるような流れ…
「俺の右手も空いてんだよ」
「空いてるんだから、握ってもいいよな?」
紳士に教わったんでしょうか(´ω`)

■エンディング
ダンスに参加するか迷っていたら、ブン太先輩がやってきました。
「踊るんだろ?俺がパートナーになってやってもいいぜ?」
「え?いいんですか?!」
「おう!願ったり叶ったり…じゃねぇ!!し、しょうがねぇな。踊ってやるよ」
ツンデレならぬ、デレツン?

「んー…お前さ、俺の事、どう思う?」
おぉ、直球?!
「どうって…あの、かっこいいと思います」
「何をやっても上手で…全国大会に行けちゃう位すごい人で…私なんか…ホントは…」
あれ;何か雲行きが…
「あぁっ!!ち、ちょっと待った!!」
「こりゃ苦手だとか何とか言ってる場合じゃねぇよな。ここで言わなきゃ、一生後悔しそうだ」
「いいか、ちゃ〜んと聞いてろよ」
「はい」
「俺と付き合ってくれ!!」
「えっ?!」
「分かんねぇか?俺、お前が好きなんだよ」
どうやら前から言ってた「苦手なもの」とは、「告白すること」だったようです。
「でもそんな事言ってられねぇと思ってな…カッコ悪い告白しちまったな」
「お前の前では、この俺も凡人だぜ」

■後日
喫茶店にいる二人。制服が冬になってます。
「ねぇ先輩、ホワイトデーは普通、男の子が女の子にお返しする日だと思うんですけど…」
「うん、そうだな」
「何で先輩がケーキをリクエストして、私が焼いてるのかなって思って」
えぇー
「俺が作るよりお前が作った方が美味いんだからさ、これでいーんだよ」
うーん…そうだろうか?

場所を移動して、いつかのアクセサリーショップに来ました。
「お前が欲しがってたシルバーリング、買ってやる」
あの映画に出てきたのとよく似たやつですね!!
「覚えて…くれてたんですね…」
「当たり前だろぃ。で、それが俺のお返しって事。分かった?」
「買ったらさ、すぐにつけてやるからな。デートの時はずっとつける様にしろよ」

■感想
食べ物なしでは語れない丸井先輩編。
最初こそは全く興味を示してもらえませんでしたが、仲良くなってからは「さすがお兄ちゃん」といった、頼りがいのある所を見せてくれました!!
それはそうと、丸井先輩と付き合ってたら、知らないうちに体重が増えそうですね…