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16.伊武編 「微糖の味わい」

■出会い
前回のサエさんが正統派王子様だったので、今回は癖のありそうな伊武くんをチョイス。
恋愛が進展した時、ぼやきはどう変化するのか…?!

■お化け屋敷
何の模擬店にするかのミーティングにて、「お化け屋敷」を提案する伊武くん。
他のメンバーも「面白そうだ」と賛成します。
「深司がお化け屋敷を提案するなんて、似合いすぎだな!」と神尾くんがからかうと…
「なんだよそれ…」

「自分の方が妖怪と友達みたいな髪型してるくせに。嫌んなるよな、まったく…」
それは言ったらアカン!

■宿題の話題
「伊武くんは、もう宿題は終わったの?」
「もう少しで終わるけど」
おぉーさすがです。
「うん、よしよし。それじゃあね、伊武くん!」
「宿題全然やってないと思われてるのか…まぁ、まだ終わってないけど…」
「ちょっとムカつくかも…帰ったら速攻終わらせよう…」
負けず嫌いな伊武くん、可愛いですね。
テレレーン↓
あっ、好感度下がった(´Д`|||)

■食堂にて
お昼を食べている伊武くんを発見。お隣失礼します。
「お前の定食、それ何?」
『出し巻き定食』、『中華定食』、『ステーキ定食』の3択。
あっさりが良いと思い、『出し巻き定食』を選びます。
「ふーん…美味そうだな」
「野沢菜…少し貰っていいか?」
どうぞどうぞー

■1ぼやき
学園祭の話題を振ってみました。
「はぁー、運営委員だから仕方ないか。聞いてやらないと…」
ぼやかれた(´Д`;)

■2ぼやき
天気の話題を振ってみました。
「暑いねー」
「夏だからな」
「そうだよね、夏だもんね」
「…天気の話で何をしたいんだろ。別に無いんじゃないの?めんどくさいな…」
やっぱりぼやかれた(´Д`;)

■ネガティブ?
「なるほどね…この喋り方が気に入らないんだろ?」
「こうやってボソボソした喋り方してるから、暗いって思ってるな」
「別にいいだろ…そんなの人の勝手だし…」
「そういうので人を決め付けるのって良くないと思うんだよな…」
いやいや、ヒロイン「元気ないの?」って心配しただけですやん;
さらに「別に決め付けてる訳では…」というヒロインに、
「そんな事言って、本当は嫌なヤツだなぁとか思ってるんじゃないの?別にいいけど」
「疑わしいなぁ…嫌いなら嫌いでハッキリ言ってくれた方がいいのに…」
これにはさすがのヒロインも「ヽ(`Д´)ノいいかげんにしろー!!」
…とキレる事も無く、「別に嫌じゃないよ」と伝えます。

■ロックバンド
伊武くんが参加するアトラクションは、神尾くん提案の『ロックバンド』
2人以外のメンバーには桃ちゃんと鳳くんがいます。
鳳くんはピアノが弾けるからキーボードって事に決まったのですが、
残りの3人がボーカル希望のため、揉めてしまっています。
てか伊武くんもボーカル希望なん?!
いい加減しびれを切らしたのか、鳳くんが提案を出しました。
「じゃあ、彼女に決めてもらえば?」
ええぇー?!!
『神尾くん』と『伊武くん』の2択が出ました。
正直、神尾くんが適役かと思いますが、今回は伊武くん編!
伊武くんを選びます。

「「「「ええっ?!」」」」
やっぱり驚かれた…って本人まで驚いとるやん!!
という事で、ボーカル:伊武、ギター:神尾、ドラム:桃、キーボード:鳳
という振り分けになりました。

■携帯番号聞かれました
「色々連絡しなきゃいけないだろ…面倒くさいけど」
一言多い!

■得意技
お化け屋敷の脅かし役について話していた時のこと。
「俺、音もなく背後に立ってしゃべるのは得意」
「わ、伊武くんらしい!」
「・・・・・・」
「ご、ごめんなさい〜」

■ぼやきについて
何か悩んでいるんじゃないかと心配するヒロイン。
「俺ってそんなにヤワに見えるわけ?」
「それとも相談できる友達がいないと思ってるんだ」
「俺だって悩みがあれば相談できる友達が一人や二人いるさ」
そうなんや!神尾くんばかりって訳でもないんですね。
思った事がすぐ口に出るのは、素直だというヒロイン。
確かに、失礼な事は言っても、嘘やおだてる様な事は言わないですよね。

■好きな食べ物
「漬物が美味けりゃそれでいい」
渋いですねー
「私、浅漬けが好きだな」
「ふーん。自分で漬けてる訳でもないだろうに、贅沢だね」
ええぇー?!厳しいな;
「自分で漬けてるよ」
なにぃ?!Σ(ll゚д゚
「でも最近忙しいからやってないな。話してたら食べたくなってきちゃった」
業界初、漬物ヒロイン誕生!

■怪奇現象
「最近この施設で、色々奇妙な出来事が起こっているらしい」
「誰もいない部屋のモニターが独りでに点いたり、無人のトイレに人影があったり…」
日吉くんに聞いたんでしょうか?
真相を探るべく、13階段の謎を確かめに行く事に。

薄暗い階段にやってきました。
噂だと通常12段あるはずの階段が、13段になってしまうんだそうです。
「じゃあ、数えてみるから…えーっと、1、2、3、4、5、6、7、8、9…」
「今何時だっけ?」
「え?10時だけど」
「ありがとう」
「えーっと、11、12…えっ?!!」
「13段目が…ある…」
「もう一度数えてみれば?」
「う、うん…1、2、3…」
「えっ?!12段?!!…うそ…」
怖くなって走り去るヒロイン。
「本気で気づいてないのか…面白いやつ」
お茶目な伊武くんと、ベタなヒロインでした。

■13階段その後
どうしても気になって、もう一度確かめに行ったというヒロイン。
「何回数えても、12段しかないのよね…」
「当たり前だろ。元々12段しかないんだから」
やっとネタばらししました。
「え?あ、時間!!10時!!」
「ようやく気がついたか…鈍いやつ」
「10時ちょうどに階段の数が増えるの?!」
(゚□゚)
「おいおい…」
伊武くんもビックリのボケっぷりです。

■下校イベント
「…名字で呼び合うってのも他人行儀すぎるよな。まぁ、俺はどうでもいいけど…」
「伊武くん?」
「少しは気づけよ。俺が全部言わないと分からないのか?」
「あーぁ、面倒くさいやつだな…ちょっとムカついてきたな」
メンドいのはお前だぁー!!ヽ(`Д´)ノ
「何か…怒ってない?私のせい?」
「はぁ〜結局俺が言い出すのかよ…名前で呼んだら許す」
「深司くん、その…ごめんなさい?」
「…うん」
…可愛いやないの。

■ポジティブ
もう少しポジティブに考えてもいいのでは?と提案するヒロイン。
うまくいってる時には悪い事を想定し、うまくいかない時はいい事を考えるそうです。
「面白いな。そういう考え方俺はしないけど…参考にだけはさせてもらう」
ポジティブな伊武くん…見てみたいかもしれない。

■初デート
模擬店の参考にする、という名目で遊園地のお化け屋敷にきました。
やっぱり怖がるヒロイン。
「さっきから何にも出てこないんだけど、どうして?」
「こういうのは、安心したところを見計らって…」

「きゃああぁぁぁぁぁ!!」
スチル怖っ!!
「服、離してくれる?裾が伸びるだろ」
こんな時もツンツン。
「手、貸してやる。握るなら手の方がいい」
あ、デレた…

■テニスの話題
「深司くんって、テニス部の秘密兵器って感じがするよね」
うんうん、技とか一見では分からない様なのがそれっぽいですねー
「それって…俺が目立たないやつって事…?」
「そうだよな。アキラとかに比べたら目立たないからな…」
「でも、直接言わなくてもいいじゃんか…」
あれー?!気にしてたのか?!
「秘密兵器って、秘密にされるから秘密兵器なんだよな」
「ってことは、人には言えないって事か…」
「深司くんは凄いよ!」
「そんな凄い人がうちの学校にいるって知られたら、スカウトが来て大変じゃない?」
「だから秘密にしてるんだよ!」
ヒロイン、ナイスフォロー。゚+.(・∀・)b+.゚
「俺って凄いのか…わかった」
このアッサリ具合、嫌いじゃない。

■ぼやきについて
伊武くんを探してたというヒロイン。
「ちょっとお話したくて。ダメかな?」
「そんなの断ったりしたら、俺は性格が悪いんだよって言ってる様なものじゃんか…」
「大体、断るだろうって思われてる事自体心外だなぁ…」
分かりにくいですが、ラブ度が上がってますね!

伊武くんのぼやきは、独り言ではなく、考えを口に出してまとめてるのでは…と言うヒロイン。
「ふーん…そういうこと言ったのお前が初めてだ。橘さんやアキラにも言われた事ない」
「じゃあ一度聞いてみたら?」
「橘さんたちが分かってるか分かってないか、今は別にどうでもいい」
「俺は…お前が分かってくれるならそれで…」
不意打ち!

■デレ未遂
「深司くんの髪サラサラだね。うらやましいな」
うんうん
「別にお前の髪はお前の髪で…」
おぉ!!デレ…?!
「なんでもない」
…なかった(´Д`|||)

■呼び止められました
「ちょっとだけ話したい事があるんだけど」
はい、何でしょう?
「お前、色々分かってくれてるみたいだけどさ。俺の小言…正直うっとうしいって思ってない?」
「前にも言ったかも知れないけど、別に気にしてないよ。どうしたの突然?」
「…お前には悪い印象を与えたくないんだ」
わお!
「そうなんだ…でも、何で私に悪い印象を与えたくないの?」
ヒロイン、それは無いわぁー
「…なんて鈍いやつなんだ」
「こんなやつのために俺が悩んでたなんて、ちょっとバカらしく感じてきたな…」
頑張れ伊武!

■頑張る伊武
伊武くんに彼女ができた時、ぼやきに耐えられるか心配だというヒロイン。
「癖みたいなものだから、聞き流せればいいと思うんだけど…」
「何だ分かってるじゃないか」
「私が分かってても仕方ないでしょ?深司くんの彼女になる人が分かってなきゃ」
「だからね、少しぼやくのを…なに?じっと私の顔を見て」
「お前、歯並びが綺麗だな。そういうの、嫌いじゃない」
突然なに?!
「そうなの?…って話がずれてるじゃない!」
「…なんだよ、こんな鈍感なやつを相手にするのか。ちょっと憂鬱だな…」
どうやら伊武くんなりに頑張ってみた様です。

■生贄は…
お化け屋敷もだいぶ完成に近づいているので、一度誰かに体験してもらいたいという橘さん。
ヒロインは丁重にお断りします。
そこに大石先輩が登場。
「俺が?別にいいけど…俺、そんなにお化け屋敷って怖いと思わないんだが…」
「まぁ物は試しだ。一度体験してみてくれ」
「よし皆、これからお客さんが入ってくるから存分に歓迎してやってくれ!」
意外にSっ気のある橘さん。


さて、ご感想は?
「お…驚いた。心臓が止まるかと思ったよ。いや、凄いな…」
大石先輩も絶賛!

■2回目のデート
2回目のデートは映画館でした。
どうやらその映画はシリーズものらしく、伊武くんは一作目が好きで、ヒロインは二作目が好きとの事。
珍しく意見が分かれました。
「二作目か…うちにDVDがあるから見直してみる」
「あ、別に私の好みってだけの話だから…」
「いや…まぁ、お前が言うから気になっただけだ」
ドキー
その後水族館で深海魚フェアやサメを見てきました。
「また一緒に遊びに行きたいね」
「そうだな…お前と一緒だと楽しいし」
あ、ぼやいてない…

■ゴロ
慰労会の日の朝、公園にいる伊武くんを発見。
「私もここでゴロゴロしてようかな〜」
「俺は別にゴロゴロしてないぞ」
「えー?そうかな?」
「あぁ、せいぜいゴロ程度だ」
なんじゃそりゃー!!可愛えぇー

■学園祭当日
約束どおり、ロックバンドでボーカルを務める伊武くんが見れたのですが…
なぜ歌声が入ってない!!残念でなりません。

そのあと一緒に他校の模擬店を見ることに。
青学のわたあめ屋に行っては大石先輩に「もとは砂糖なのに値段高すぎ」
ルドルフの喫茶店に行っては観月先輩に「あんたうさん臭い」
山吹のもんじゃ焼き屋に行っては南先輩に「地味だから覚えてなかった」
氷帝のたこ焼き屋に行っては忍足先輩に「油断して負けた氷帝」
と言いたい放題の伊武くん。喧嘩を売るんじゃない!

青学の喫茶店で越前くんがおごってくれるというので、入る事に。

「アンタ、伊武さんの彼女?」
「えっ?!ちょ、ちょっと、いきなり何を…?!」
焦りまくるヒロインに対して、伊武くんは冷静です。
「ふーん…そうなんだ。わざわざ自分で苦労を背負い込むなんて、物好きだね」
「キミ、本当に生意気だなぁ…」
あれ?否定しない…!

■エンディング
「お前…変なやつだよな」
え(゚∀゚;)
「俺の話ちゃんと聞いてくれるし、何よりお前といると遠慮しないですむ」
あ、そういう事ね。
「それで…お前に提案がある」
「俺と…付き合わないか?」

■後日
桜吹雪の中に佇む伊武くん…美人やー
どうやら部長に就任したそうです!
本当は断るつもりだったけど、ヒロインがマネージャーになった事で受けたとの事。
「俺の独り事ってさ、慣れないやつが聞くと落ち込むらしいんだよね」
「新入生をへこましても意味ないだろ」
「お前が側にいてくれると、お前がフォローしてくれるから変な誤解を受けなくて済む」
なるほどー
「これからも深司くんのサポートをさせてね」
「あぁ、頼むよ…これからずっとな」

■感想
前半は甘さ控えめでしたが、後半はしっかり甘かったです。
そしてラブ度が上がった結果、ぼやきは減少し、内容も可愛いものに変化しました。
そのうち神尾くんに惚気をぼやいたりして驚かれたらいいと思います。