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17.忍足編 「手取り忍足」

■出会い
実は跡部様攻略の際に、意図せず忍足先輩ルートに入ってしまい…
その時はすぐロードしてやり直したのですが、次に氷帝攻略する時は忍足先輩にしようと決めていたので、さっそく始めたいと思います。

低音ウィスパー関西ボイスは犯罪です。

■しょっぱなからボケるヒロイン
「忍足先輩」
「あぁ、運営委員の…」
「はい、○○です。名前覚えていただけましたか?」
「当たり前や、可愛い名前やしな」
「え?でも私の家は父も母も○○ですよ」
そりゃそうだ。
「…えぇボケやな」
忍足先輩も感心してます。
「名字やのうて、名前のことや」
「もう一回言うで…可愛い名前やな」
フリ直されました。
ここで2択、『ふふ、私が付けたんじゃないですよ』と『そんなぁ…』
ボケ倒します。
「面白い返し技使うな、自分」
気に入ってもらえたみたいです。

■やっぱりボケるヒロイン
忍足先輩にプレゼントがあるというヒロイン。えらい積極的ですね!
「なんやろ…おぉ、リストバンドか。しかも有名メーカー品やな」
「気に入ってもらえましたか?」
「あぁ、大事に使わせてもらうわ」
「よかった、友達も喜びます」
ん?!
「…ちょい待て、これ自分がくれたんと違うんか?」
「私が渡しましたけど」
「いや、そうやなくて。自分が俺にプレゼントしてくれたんとちゃうんか?」
「プレゼントを買ったのは友達ですよ。渡してくれって頼まれたんです。カード入ってませんか?」
「…あった」
「ね?」
「『ね?』やないって。そういう事は最初に言わな」
ほんまやで。

忍足先輩のファンは多いというヒロイン。
「…自分はどうや?」
「私ですか?」
また2択、『先輩のファンですよ』と『ファンって言われた事ないですよ』
「先輩みたいに皆にファンなんて言われた事ないですよ」
「…相変わらずおもろいな自分」

■眼鏡を掛ける理由
眼鏡を掛ける事にこだわりがあるという忍足先輩。
「うーん…聞かれたら教えん訳にはいかへんな」
いったいどんなこだわりが…?!
「俺、眼鏡似合うやろ」
「それが理由」

(゚□゚)…

■和太鼓の話
忍足先輩が参加するアトラクションは、不動峰の橘さん提案の和太鼓です。
「あれからちょっとやってみたけど、コツさえ掴めば難しい事なさそうやで」
「それは先輩のセンスが良いからですよ」
さすが「氷帝の天才」ですね!
「けど、世間ではそういうのを『器用貧乏』って言わんか?」
じゃあこれからは「氷帝の器用貧乏」って呼びますね!

■囁かれました
ゲーム中、時々キャラクターに誘われて、テニスのミニゲームで遊ぶ事ができます。
今回はラケッティングという、ラケットでボールを打ってゴールまで運ぶゲームでした。
打っている途中、キャラクターが応援の言葉をかけてくれます。
大体みんな「その調子だ!」とか「頑張れ!」とか言ってくれるのですが…
「お嬢ちゃんの一生懸命な姿…可愛いで…」
ち ょ っ と 黙 れ

■携帯番号
「番号、教えてくれへん?色々連絡せなあかん事があるから」
いつもだったら迷わずYESなんですが…
千石先輩のときは「どうせデートの誘いが来るんだろう」程度でしたが、
今回のこの危機感はなんだろう?
とは言っても、教えないとシナリオが進まないので仕方ありません。
「ありがとうな。今度デートに誘うから待っといて」
やっぱり…

■サゴシキズシ
この前渡した友達からのプレゼントについて話していた時のこと…
「どうせやったら、お嬢さんがプレゼントしてくれたら嬉しかったんやけどな」
「私が?えっと…何がいいですか?」
「狭腰生寿司」
「サゴシキズシ…?何ですか、それ」
「自分で調べてみ、分かったらご褒美やるわ」

■翌日
「サゴシキズシの正体わかりました!はい、どうぞ」
「ホンマに持ってきたんか?!」
サゴシキズシってお寿司ですよね?この真夏に大丈夫なん?!
「ご丁寧に箱が二重になって、ドライアイスまで入っとるな」
あ、そうなんですね。それなら大丈夫かな…てかヒロイン、まさか寿司にぎった?!
「ネットで探したらお店が近くにあって。さっき委員会に届けてもらったんです」
「そうか便利なこっちゃなぁ」
「そういやご褒美やる言うてたな。頭撫でたる、えらいえらい」
安い褒美やなぁ…
「ありがとうございます」
「あかん…ホンマ天然や、この子」

■謎の榊監督
「私、一度だけ榊先生の授業受けた事ありますよ」
「へ、へぇ…どんな授業やったん?」
ん?なんか動揺しとる…
「歌のテストの時で、担当の先生がお休みだったから代わりに」
「テストの結果は?なんて言われた?」
「えっと確か…『なかなかだ。行ってよし!』でした」
ポーズもばっちり決められたんでしょうか。笑
「たいしたもんやで。しかし珍しい事もあるもんや…岳人にも教えな」
珍しい?何が?

■ヒロインは見た!
日も暮れ始めた頃、公園にいる忍足先輩を発見。横には女子生徒がいます。
(会話は聞こえないけど…もしかして告白してる?!ど、どうしよう。見てちゃダメよね…)
ここでパン!という音が響きます。
(えっ…忍足先輩、叩かれた?!)
(あ…二人とも行っちゃった…女の子すごく怒ってたな…)
ヒロイン、ハンカチを濡らして忍足先輩のもとに向かいます。

忍足先輩を見つけ、ハンカチを渡します。
見てしまった事を謝るヒロイン。
「いや、謝らんでえぇよ。それに俺を心配して探してくれたんやろ」
「あの子な…全然知らん子やってん」
「テニスが上手うて、天才って呼ばれる俺が好きになったから付き合って欲しいって言われたんや」
「どうもあの子は、他人の評価が大事やねん。自分自身の価値観やのうてな」
「お嬢さんはどうや。他人から自分がどんな評価を受けてるかって気になるか?」
ここで2択、『私は別に気にしません』と『少しは…』
前者を選びます。

「俺もや、だから『顔も知らんし他人からの評価だけで判断する子と付き合う気は無い』って言うてんけど、何か切れられてなぁ…」
「ま、プライドが高そうやったからな。断れると思っとらんかったんやろ」
「美人でも、ああいう子は願い下げや。疲れる」
人気があるのも困りものですね。
「悪かったな。心配かけたし、愚痴まで聞いてもらってるし」
「…不思議やな。こんな話、今まで人にした事は無かったんやけどな」
「お嬢さんには何か聞いてもらいとうなってな…」
「何でやろうな…ほんまに」
うーん、何だかしんみり。

■たこ焼きもいいけど
明石焼きもメニューに入れては?と提案するヒロイン。
明石焼きは作った事が無いという先輩と一緒に、実地調査に赴く事に。
「美味しかったです!それに作り方を教えてくれるなんて親切なお店でしたね」
「そうやなぁ。けど作り方は難しそうやで」
「材料も聞いた事ないものがありましたね」
「『ジン粉』ってどこで売ってるんでしょう?少しだけ分けてもらえましたけど」
なんて親切なお店!!
「調べたら分かるやろ。あとはいっぺん作ってみなあかんな」

■作ってみました
「何だよ、この黄色い潰れたたこ焼きは?!ソースもかかってねぇじゃん!」
「ごちゃごちゃ言わんと食べてみぃ」
向日先輩と日吉くんに試食してもらいました。
「おぉっ!いけるじゃんコレ!」
「ふわふわしてて美味いな。上品な味だ」
いいなー食べてみたいなー

■下校イベント
「お嬢さん、駅まで一緒に帰らへんか?」
「えーっと、遠慮します」
…とは言えるハズもなく、ご一緒させてもらいます。
「なぁ、唐突やけど、俺の名前ってどう思う?」
「私、最初読み方が分からなくて辞書で調べたんですよ」
私も「しのびあし」先輩かと思ってました。
「『おしたり』ってかっこいい名字ですよね!」
「いや、えぇボケやね、自分…名字やのうて名前の事なんやけど」
「あ、すみません。えっと名前ですか?普通だと思いますけど」
普通かぃ!
「どうも天然気味やな、この姫さんは」
「まぁ、えぇか。はよ帰ろか、○○ちゃん」
名前で呼ばれました。
「…はい、忍足先輩」
「侑士先輩」
ひぃー(´Д`|||)
「ゆ、侑士先輩…」
「ん、よぉ出来ました♪これからはそう呼んでな」
なぜだろう…私の中でトキメキよりも悪寒が勝っている。

■好きなタイプ
「足の綺麗な子が好きやな」
「自分、もう少し短いのがえぇな。せっかく足綺麗なのに」
「・・・・・・」
ドン引きヒロイン。

■あーんイベント
食堂にて、忍足先輩と向日先輩を発見。
「何でだよ!俺が一生懸命作ったんだぞ!ちょっと味見してくれてもいーじゃねぇか!」
「いくらたこ焼きでも、あんな気色悪いモンが入ってるのを食えるか!」
「なぁ侑士〜騙されたと思って食ってみろよ。ほら口開けて、あーん」
「気色悪いマネすんな!そういうのは可愛い女の子にやってもらうもんやろ!」
そういう問題なんか?!
「ほぉ〜女にやってもらえば食うんだな…」
「お!ナイスタイミング!運営委員〜こっちこっちー!」
呼ばれてしまいました。

「ちょっと悪いんだけどさ、このたこ焼き、侑士に食べさせてやってくんねーか?」
「た、食べさせるって…ちょっと待ってください」
「そうやで岳人!そのシチュエーションは美味しいが、食べさせる物が最悪や!」
どさくさに紛れて何言ってるんですか。
「じゃあ俺が食わせてもらおっかな。頼むよ、やってくんなきゃ俺今日働かねーぞ」
なんて可愛い脅迫!笑
「何だかもう訳が分からないけど、いいですよ。それくらいでしたら」
「なっ!なんでや?!」
「小さい子にご飯をあげると思えばいいんです。…はい、あーん」
子供扱いを通り越して、幼児扱いされてますよ岳人さん。
「何か引っかかるが、ま、いいか」

「うん、美味いぜ。俺の納豆入りたこ焼き!」
納豆入り…
「やっぱりそいういう怪しいものだったんですね…もう、侑士先輩を困らせて」
「絶対美味いって言ってんのにさぁ、絶対食わないんだもん。あ、残りも食わせてくれ」
この可愛い生き物はなんでしょう。
「…ちょい待ち」
「なんだ?やっと食う気になったか?」
「いや、そんなに美味いんやったら運営委員さんにも味見してもらおうかと思ってな」
まさかの裏切り!おのれー
「え?!わ、私は遠慮します…」
「いやいや、そう言わんと。俺が食べさしたる。はい、あーん…」
それが狙いかぁー!
「え?!あ、あの、食べるんでしたら自分で食べますから!」
「あーん」
「…あ、あーん…」
結局食べさせられてしまいました。
「…水、飲んできます」
「岳人、そういう訳やからメニューには入れへんで」
「ちぇー」
でもここだけの話、学園祭当日にたこ焼き屋に行くとこっそり作ってるんですよね…笑
あと全然関係ないですが、「あーん」という言葉が出るたび跡部様が脳裏をよぎりました。
跡部様に「あーん」したい。

■初デート
映画を観に行くことになったのですが…
先輩の彼女の迷惑にならないかと心配するヒロイン。
「彼女?おらへんよ」
「なんやその目は。信用してへんのか?」
「違いますよ、ビックリしたんです。先輩モテますし…」
「問題は俺の気持ちやねんけどな」
「あ、そうですね。いくらモテても先輩がその気にならないと彼女はできませんよね」
「それに俺だけやのうて、相手の気持ちもあるんやけどな」
「そっちは心配要りませんよ!先輩に告白されたら誰だってOKしちゃいますから」
「…ホンマにそう思うか?」
「はい」
「ほな…」
ええぇーここで?!!
「あ、先輩。上映時間大丈夫なんですか?」
ヒロインよくやった!(・∀・)b

さっそく映画を鑑賞します。
(へぇ…こんな展開になるんだ。良い感じのストーリよね。それにしても…)
(侑士先輩…さっきから何だか様子が…)
どうした?!
ここでスチルが登場…って、こっち見んなー!!!
思いっきりこっちを見て微笑んでいます…怖いよ!!
ラブロマンス系の映画が好きだという忍足先輩。男の人でも隠れファンは多いそうです。
「ただ男一人ではなかなか入りにくい雰囲気やからなぁ」
「あ、それで私を誘ってくれたんですね」
「…自分、妙なところで頭が回るな。今回はそういうつもりや無かったんやけど」
「お嬢さんと二人で観たかったからや」
次はプラネタリウムに行こうという話に。
「あ、素敵ですね」
「あぁ、ロマンチックやで…ムードを盛り上げるには最適やしな」
ヒロイン今すぐ帰るんだ!

プラネタリムにやってきました。
(うわぁ、すごい…大迫力の映像…)
そしてなぜか悲鳴が聞こえます、何事?!
(あービックリした…ジェットコースター並みの迫力だったなぁ…)
ええぇー?!どんなプラネタリウムなの!!
「先輩、何だか元気が無いですけど…」
「もうちょっとロマンチックな雰囲気を期待しとったんやけど…失敗やった」
「先輩、元気出して下さい」
「いやまぁ…元気づけてくれるのは嬉しいけど、逆に傷口を広げとる気も…」
よし、もっとやれ!

最後に公園にやってきました。
「ところでな…自分、可愛いな」
「ありがとうございます」
ヒロイン、受け流しを覚えました。
「何度も聞きましたから、免疫ができちゃいました」
「…あかん、段取り間違えたか…」
ことごとく目論見が外れてしまう忍足先輩でした。

■テニスの話題…?
またまた忍足先輩と向日先輩が話しているところを発見!
「…という訳や。なかなか手強い相手でな」
どうやら忍足先輩が向日先輩に相談しているみたいです。
「けど俺に相談されてもなぁ…こういうのは跡部の方が詳しいだろ?」
「アホか。跡部の性格考えてみぃ、捻くれた答え返して来るに決まっとるやろ」
「そりゃそうだ。けどお前が手こずるってのは相当のもんだな」
「実際キツイで。こっちがなんぼアプローチかけても柳に風や」
(テニスの相手の事かな?手強いとかアプローチとか言ってるし…)
「正攻法で行ったらいいんじゃねぇの?」
「アホ。物事には段取りいうもんがあってな、それらしい雰囲気を作らんとあかんやろ」
それらしい雰囲気を作って、手強い相手にアプローチするテニススタイルの事ですね!
(あんまり立ち聞きしてるのも良くないよね、向こうに行こう)

■忍足先輩のたこ焼き教室
向日先輩と日吉くんに、忍足先生がたこ焼きの焼き方を教えています。
「こう…ですか?」
「そうそう、随分上達したやん」
「ありがとうございます」
いつもは挑戦的な日吉くんですが、今日は素直で可愛いですね。
「俺の方はどうよ、侑士?」
向日先輩も負けじと焼きます。
「まぁ、焼き方は50点やな」
「点数厳しいぞ」
「いちいち跳んだりはねたりせんかったら、あと10点やる」
THE☆アクロバティックたこ焼き!

■たこ焼き
「先輩はたこ焼き焼くのがやっぱり上手ですね!」
「ま、関西人のたしなみやね」
うちにも家庭用たこ焼き器ありますよ!
たこ焼きもいいけど、お好み焼きもいいよねという話に。
「侑士先輩のお好み焼きも食べてみたかったな」
「そのうち食べさしたるよ」
それは作ってきてくれるの?!食べに行くの?!それとも…

■忍足マジック
「私のこと『鈍い』って言うのは、侑士先輩だけです」
「そりゃそうや、他のやつが言ってたら困るわ」
「何で困るんですか?」
「ライバルは少ない方がえぇやん」
「ま、大勢おっても譲る気は無いけどな」
キュンポイントですね。
「先輩、意味がよく分からないです…」
「そういう拗ねた顔で見上げなさんな…可愛いけどな」
これもキュンポイントのはずですが…
忍足先輩が言うと妙にいやらしく聞こえるのはどうしてでしょう。

■2回目のデート
2回目デートは遊園地でループコースターやウォーターライドに乗りました。
ムードが大切といいつつ、意外と激しい乗り物も楽しんでるみたいです。
その後、評判が良いというたこ焼き屋さんに行ったのですが…
「なんでたこ焼きにキャベツが入っとんねん。あれはたこ焼きやのうてお好みボールや」
確かにキャベツはないわー
「参考にはなりそうにないですね」
「そうやな…おわびにちょっとえぇとこに連れてったるわ」
「いい所?」
「あぁ、時間は大丈夫か?」
ヒロイン逃げろぉー

公園にやってきました。
夕焼けを背景に、またも慈しむような瞳で見てくる忍足先輩のスチル。
「うわぁ…綺麗な夕日」
「…よっしゃ、ムードは盛り上がったな」
「夕日の色に染まったお嬢さんは…綺麗や」
「その可愛い顔が赤いんは、夕日のせいか?それとも俺のせいか?」

(゚Д゚;)ぎょえー
「お嬢さん…突然やけど、俺のパートナーになってくれへんか?」
まさかのパートナー宣言!
「でも私、テニス素人ですよ」
「自分…こんな時までボケんでも…」
忍足先輩のテンションと一緒に、夕日も沈んでしまいました。

■慰労会の日の朝
「先輩、元気無さそうですね。どうしたんですか?」
「午後からプール使うて慰労会やろ?」
「そやけど、参加するのはむさ苦しい野郎ばっかりや。毛だらけの足見て何がオモロイ?」
いやいや、むさ苦しいどころか皆さんツルッツルやないですか!
「希望は自分だけや、期待しとるで」
ひぃー

■学園祭当日
「いらっしゃい」
「佐伯…六角の模擬店か」
「そうだよ。ところで忍足、連れているのは彼女かい?」
「可愛いやろ、うらやましいか?」
「そうだね、うらやましいよ」
「ははは、わざわざ自慢しに来たんや」
モテ男たちの余裕の会話でした。

その後、忍足先輩の希望で山吹のもんじゃ焼き屋さんに来ました。
「俺はもんじゃは認めへん!あんな見てくれの悪いモン食えるか」
そんな理由?!
「おいおい、俺たちの店の前でケチをつけるのは止めてくれよ忍足クン」
千石先輩が出てきました。
「文句を言う前に、一度食べてみてくれないかな」
「もんじゃは食わん!」
頑なに拒否する忍足先輩。


「あのね…それじゃなんでウチに来たんだよ」
「お好み焼きもあるやろ」
そっちか!
「あぁ、あるよ。どれにする?」
「豚玉のお好み焼き定食」
「お好み焼き定食?何それ?」
「お好み焼きにご飯とみそ汁がついた定食のことや」
「はぁ?おかずは?」
「お好み焼きは立派なおかずやで」
関西ならではですね。
「あ、あはは…すごい感性だよね。それって…」
「定食が無いんやったら入る価値は無いな。行くで」
えー;結局何しに来たんだ。
「忍足クンの勢いで見逃してたけど…可愛い子じゃん。やるな、忍足クン」
さすが千石先輩、見てるとことはしっかり見てました。

「先輩、あまりよその模擬店をからかわない方が…」
「さっきのはわざとや。千石がおったからな」
「ああでもせんと、余計なちょっかい出してくるからな、アイツは」
似たもの同士?
「お嬢さんは俺が守ったる」
…不覚にもドキッとしてしまった。

■エンディング
「俺がきっちりリードしたる」
という事で一緒にダンスを踊る事に。キラキラのスチルが出ます。

どんなダンスやねん!!
「これからずっと、俺にリードされてみぃひん?」
「そんなにずっと踊ってたら疲れちゃいますよ」
どこまでもボケるヒロイン。

場所を移して、公園までやってきました。
「あのな…今から言う事、真面目に聞いてくれ」
「俺な…お嬢さんの事、好きなんや」
これにはさすがのヒロインもボケる訳にはいきません。
「人を好きになるのに、何でかって考えるのはおかしいやろ」
「好きやから好きなんやしな」
くそぅ…最後の最後に良い事言いやがって…

■後日
イルミネーションを背景に、マフラーをグルグル巻いた忍足先輩のアップスチルが出ます。
冬+眼鏡+マフラー…どことなく韓流ドラマの香り。
「さすがにクリスマスやな。カップルが多いわ」
「ま、そういう俺らもその中の一組やけどな」
「は、はい…」
「今更テレることも無いやろうに、顔が真っ赤やで」
「これは…先輩が…」
「お前はホンマに可愛いな」
「来年もまた…二人でここに来ような」
「はい、絶対に…」
あまー。+゚(゚´Д`゚)゚+。

■感想
ムードと関西人としてのプライドを大切にする忍足先輩。
甘い言葉とウィスパーボイスにドキっとする一方、たまに飛び出す際どい発言に、プレイヤーは最後まで警戒心を捨てられませんでした。 それをボケでかわすヒロインはすごい。
忍足先輩攻略の際は、ぜひヘッドホンを装着してのプレイをお勧めします。